消えない傷痕

我慢

でも間違いだったんだよね。

その日から叔父さんからの嫌がらせが始まったんだ。

学校から帰り夕飯の時間になり…

叔母さんが『ご飯だょー』って声を出す。

ここまでは変わらない。

リビングに行くと…

莱巫のご飯は…

ない。

グラスに麦茶を入れて…

何事もなかったように私は部屋に戻った。