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額(ひたい)の角に そっと手を触れ 宥(なだ)め鎮(しず)める 心の痛み 答えの見つからない迷宮で 振り返ることすら できないでいる この望みは 本物だろうか 誰かの真似じゃないと 言いきれない弱さを抱えて 立ち止まれば 飲み込まれてしまう気がした 燃えながら 空を駆ける また一つ 星が流れた
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