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視界が真っ暗でなにも見えない、遠くの方から声が聞こえる。
『ラ・・ル様、門が・・れました』
声が聞こえなくなり突然強烈な光が俺を襲った!
その光のお陰で目が覚めた。
『なんだ、夢か・・・』
周りを見渡すと、いつもと変わらない俺の部屋だった、ふと時計を見た。
『うぁ―、完全に遅刻じゃん!』
あわてて着替え、部屋を飛び出した、階段を雪崩のように降りて玄関に向かう途中キッチンの方から悲鳴が聞こえた!
ドアを開けると冷蔵庫の下をみる女性が立っていた。
『どうした!?遥姉ちゃん』
『ご・・ゴキブリが!』
棒のように固まる遥。
『ゴキブリ位で大袈裟だなぁ!』
『だってぇー・・』
ゴキブリは冷蔵庫の下に潜り込んで行った、遥は力が抜け座り込む!
『あぁぁぁぁ!』
寝坊していたのを忘れていた俺は叫びながら家を飛び出した!
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