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後ろへ振り替えると、幼なじみで付き合っている本城 可奈が立っていた!
『ごめん!』
と手を合わせて謝った!
『許さないから!』
可奈が笑いながら言った、俺は必死に何度も謝り許してもらえた!
二人でベンチに座り、話し始めた
始めは普段と変わらない、ごくごく普通の会話をしていたが だんだん俺の頭痛の話しになっていった!
『ねぇ―刃、最近はどう?』
『どうって言われても、だんだん痛みが強くなってる!』
そう俺が言うと、急に心配そうな顔をした!
可奈は頭痛が初めて起きた時一緒にいて、俺が悩んでいる事を知っている!
俺は可奈に、変な夢を見る事を伝えた!
すると可奈は下を向き話し始めた!
『ねぇ―、やっぱり海斗君と関係あるんじゃない?』
『何で、海斗が出てくるんだ?』
海斗とは、俺の弟で今は行方不明になっている!
『だって海斗君がいなくなる前は頭痛なんて起きて無かったし!』
『でも海斗は一年前、頭痛が始まったのは五ヶ月位前だよ!』
『そうだよねぇ―!』
可奈は納得したかのようにそう言った、でも俺は心の中で少し海斗が関わっているのかと考えていた!
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