大切なお前

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日差しが優しい夕暮れ 今日は同盟ファミリーの中心であるボンゴレの本部に来ている 別にこれって用はないが偶には仕事以外で、弟分の顔を見に来てやらないとな 「…よっ ツナ元気にしてたか」 「あっ… ディーノさん、来るなら連絡くれたら迎えに行きましたのに」 弟分でボンゴレのボスであるツナが、俺の姿をみるなり仕事の手を止め立ち上がる 「なに近くに寄ったからさ…久々にツナの顔でもみようかと思ってな」 俺はそう云いながらも周りに視線を泳がせた …今日はいないのか? 「…楓ちゃんならいませんよ」
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