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木村優太
”いつもと変わらない学校に
同じ事しか繰り返さない低脳教師
あーあ
こんなんだったら家でギターいじってたほうが
全然マシだったわ
はあ…
これでため息何回目だろうか”
『いっそのこと
全てがアンインストールされればいいのに、』
その時
雷が静かに鳴った
ざわ…
ざわわ…
教室が季節外れの雷にどよめく
担任はみんなを静まらせた。
『はいはい雷はほっておいて
そろそろ席替え始めるぞー
じゃあお前ら今クジ作ってくるから待ってろ』
そういって担任は職員室に戻っていった
しばらくして
クラスが騒ぎ始めた
そして梅澤が話しかけてきた
『やあ木村くん。今更学校に来るなんてそろそろ本気になって大学受験を考え始めたのか??フッ。バカバカしい。あなたがやる気を出してもせいぜい三流の私立大止まりでしょう。おっと、申し訳ない。わたしがいくら秀才だからといって自分より劣っている人が目指しているものをけなしてはいけなかったな』
彼は梅澤圭一
くやしいがとにかく頭が良くて
なにもかも自分の思うように動かそうとする
なかなか悪知恵が働く奴だ
俺はこいつが好きじゃない
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