親友

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素っ気なく言えば、高坂は勢い良く顔を上げた。 「言ったよ!でもなんか、それでもしつこくて…」 言ったのか。高坂、性格変わってないな。相変わらずバカだな。 「男と付き合わない奴の、恋人が男?」 言って、ビールを飲み高坂を眺めた。 徐々に赤くなりうつむいて、それから涙目で俺を見上げる。そうすれば、俺が何とかすると信じて。 けどな高坂。それは俺がお前に惚れてたからで、今では無意味なんだ。
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