不運
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だが、恋人ではない。 長谷部もそれは分かっているとは思うが、怪しいものだ。 背中に広がる長谷部の広い胸は暖かくて、脱財布宣言をしたくせに、財布が抜けきらない奴に小さく笑った。 ワインを空け、流しにグラスを片して電気を消した。 セミダブルに長谷部が入ると狭くて、よく三人で寝れたものだと毎回思う。 ベッドに入ると俺を抱き込んでくる長谷部に、暖かいからいいかと背中を向けて目を閉じた。
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