不運

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最初から、物で釣らずに態度であらわしていれば良かったんだ。 高いプレゼントより、朝のバードキスの方が、よっぽど俺を好きなんだなと教えてくれる。 「若いからな」 腰を寄せる長谷部に笑い、朝勃ちしたものに指を伸ばした。 「一人で抜いてろ」 強めに握ってから、長谷部を乗り越えベッドから出た。 「お前だって、勃ってるだろ?」 「若いからな」 する気もないからかいに笑い、コーヒーを入れる。
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