親友
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帰宅してスーツを着替えていたら、池田から電話がきた。 「ばっちりだな。そっちは?」 振りじゃなく付き合いたいって。と、当然のように池田が笑っている。 「付き合うのか?」 飽きるまではと答える池田に笑った。 大概バカだな俺たちは。笑い合いながら、電話を切った。 池田が飽きるまでは、また職場と家の往復で過ごそう。 単調な毎日。 それこそが幸せな、至福の日々なのだから。 終
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