満月の夜

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「お嬢さん!」 「んっ?」 後ろからポンと肩を叩かれ、振り向くと金髪のチャラ男と坊主頭の厳つそうな男がニヤつきながら私を見下ろしている。 「こんな時間に一人で危ないよ。何してんの?」 金髪が言う。 「もう帰るんで大丈夫です。」 立ち上がろうとすると、「まぁまぁ」と坊主に座らされ左右に男達が座った。 「(この状況はやばいな…)」 .
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