出会い
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ブンッ ブンッ ブンッ 空気を切るような音が、夜のグラウンドに響く。 「ふぅ~~。流石に振りすぎたかな…」 今の時間は午後10時を過ぎていた。 辺りは当然真っ暗になり、人一人いない。 かと思いきや、小柄な人影がおれの前に近づいてくる。 「まだやってんの?」
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