start of the story

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*ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー* 予期せぬ事態に、会場がざわつき始めた。 試合が中断され、そこら中で結界が張り巡らされている。 近くにいた風紀委員のメンバーに尋ねても、「俺たちも知らない」 そう言ってそれ以上は口を開いてくれなかった。 「蓮、これはちょっとヤバい雰囲気だな」 一緒に見学していた友達も、ただならぬ事態を察知していた。 蓮は会場に目をやると、悠斗はまだその場に立っている。 そして、空を見上げると何かを呟いているように見えた。 「悠斗、今何が起こっている?」 蓮はただただ、見えぬ恐怖に身を潜めることしかできなかった。
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