プロローグ

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触れた瞬間に球体は突如白い光を放ちケンを優しく包んでいく。 「何だこれ‥!?」 妙に暖かくとても冷たい光、そして不思議と眩しくない。 徐々に視界が白で覆われていく、体が重くなり金縛りみたいに身動きが取れない‥。 静かに眠気が襲ってくる‥。 「な、何だよ‥」 全身の力が無くなり、ケンは光の中で眠りに就いた。 球体の白い光は球体の中へと消えた‥ケンと共に。 そして球体はその後も不気味に公園で浮き続けていた、次の獲物を待つかのように‥。
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