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真ノ助は訳がわからず立ち尽くしている。
そこへ黙っていた勝家が話し始めた。
「お前はお館様に斬られて死んだ。
今からお前は死人じゃ。
儂がお前を斬ることはできん。わかったか?」
それを聞いても理解できない真ノ助。
それを感じたのか、今度は信長が口を開いた。
「よいか、貴様は儂に斬られた。
という事は、儂はその死体をどのようにしようが勝手というわけじゃ。
じゃから、貴様には今後儂の側仕えをしてもらう。
わかったか?」
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