~勇者誕生~

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俺は、普通の人間だった。 勉強も、スポーツも普通にできた。 完全に普通の男だった。 だが、そんな俺が何故、何故こんな変な奴と出会ったのだろう。 「我が名は、ガーコイル。 大魔王ハーゴン様の忠実な下部だ」 鳥の姿をした奴が言った。 あぁ、こいつがあの魔物って奴だな てか、ハーゴンって誰だ? つ~か、なんでこんなのがここにいるんだ? 「単刀直入に言わせてもらおう。 お前は、勇者だ、 だから、その力が目覚める前に死んで貰うぞ」 「バキクロス!!」 辺り一面に鋭い風が吹いた。 ズバッ 体が切れてる? 痛い、痛い何故だ? こんなことが現実にありえるのか? 「やはり貴様、強いな …………本当に勇者のようだな。 あれほどの最上魔法をくらっても生きているんだからな。 だが、死んで貰う」 「必殺!! 真空切り」剣が風を纏い斬りかかってきた。 『真剣白刃取り これは、凄く当たり前の技だ あんたらのような特別な物ではない。』 『そして、返し刃』 ーザクッ 『相手の刀で相手を斬る技だ その為相手の技を、そのまま相手にぶつけることが出来るんだ』 「ぎゃ~!!」 ガーコイルは、消えたと思ったら宝石になった。 美しい、俺が美しいと思ったのは、何年振りだろうか。 俺は、そのまま持ち帰った。 家に帰ると、母親は、留守だった。 俺は、そのまま吸い込まれるよいにベットで眠った。
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