~勇者誕生~

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「ヒーホー、決まったわ。 ………会心の一撃?」 『そう、会心の一撃は、俺が決めた。』 そこには、持っているはずがない剣を持ったフミヤがいた。 「か、覚醒した。」 「今頃になって、勇者の血が目覚めたのか」 『宝石が剣になったぞ、どうやら宝石は武器にもなるみたいだな。』 「正確に言えば宝石は確かに武器の材料になる。 だが、加工したりしないと、いけないはず覚醒と共に剣になった……………」 『何でも、いいや』 『いくぜ真空切り!!』 剣が風を纏い……。 「一瞬、一瞬でグリズリー×2を倒した」 「よしっ!! 試験合格だ」 「この門をくぐるがいい。」 「ってあれ? 気絶してる。」 「しょうがないな ほれっ」 俺を、門の中に投げた。 その後記憶はない。
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