2

10/12
前へ
/21ページ
次へ
「え??…………あっ」 たまらず声を上げる。 「………うあっ………んあっ…ぁああっ!」 驚く暇もなく、膣内のペニスが太く、硬くなっていく。 挿入時に痛みがなかったのは、その形がサヤに合わせて細く小さくなっていたからであった。 「お前が素直になるまで、ちょっとずつ大きくしてってやるよ。」 キースはぬちゃぬちゃと音を立てながら、背後か背後から激しく突き上げた。 膣内に挿入されたペニスは、出し入れの度に形や硬さが変わる。 「ぐっちゃぐちゃになってるよ。気持ちいーんだろ?」 「ち………ちが…ま…す…あっ………ぁああっ」 背後から交わるのは、動物的で屈辱的であった。 ……こんな…娼婦…みたいな……… いやらしい交わり方… 「い………いやだ……嫌です…やめて………くださ…あんっ…」 それでも、淫魔に犯されては抗うこともできない。 「初めての相手が俺なんて…残念だったね。もう他の誰としても、ぜんっぜん気持ちよくないよ。」 心配しなくても、俺なしじゃ生きていけない身体にしてやるけど。 そんな内容のことを 話していたが、サヤの耳には届いていないようだった。 「あんっ………あっ………ぁああっん」 こんなに………気持ちいいなんて…気がつけばサヤは自身から腰を動かしていた。 「なぁ?もっと気持ち良くなりたいだろ?」 ………もっと? この快楽にまだ「続き」やたどり着く「先」があるというのだろうか? 「あ………んっ……もっ………と…」 つい口をついて出てきたのは、素直なサヤの本心だ。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

93人が本棚に入れています
本棚に追加