ギルドへGo!俺

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あまりの酷い結果に打ちひしがれているとすぐにギルドカードを渡され、検査室からだされた。 出る前に測定員から言われた言葉を思い出した。 「300って…産まれたての赤ん坊ぐらい…ププッ弱すぎ… はっ! すいません。まぁ魔法使えなくてもなんとか薬草取りとかできるでしょうし、気を落とさないでくださいね。それでは頑張って下さいね。」 最初の辺り小声で聞こえないように言ったんだろうけど丸聞こえだよ。 赤ん坊と同レベルって最弱なんじゃないのか? ってか俺… こんなに弱くてこの世界で生きていけるかな? モンスターとか倒せないんじゃないか? グゥ~… 腹から切ない音が聞こえた。 やはり小説のようにいきなり強くなるなど、幻想でしかないのだ。 今まで平凡な俺が勇者のようになるなんて厳しい現実の前ではありえないのだ。 異世界に来たといってもこの世界からすれば良くて、村人A程度の役割しかないのだろう…。 はぁ、所詮俺は弱いままだ。
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