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何故か俺は不幸な事に女子に囲まれる事が多かった。
思春期に入った頃くらいだったかな?
いつも女子に囲まれる俺から、殆どの男友達は離れていった。
まぁ周りからみれば、友達のように見えただろうけど…何て言うんだろうか?
いつの間にか見えない壁ができたようだった。
俺が女子に囲まれてどんなに困っていても、受け流される。
それどころかハーレムかよとか、羨ましいとからかってた。
女子より男友達と仲良くなりたかった俺にとって辛かった。
代われるものなら羨ましいと言った奴と代わりたい。
そんな中離れなかった唯一の親友。
厄介事が面倒なのでつねに女子に囲まれる俺とはずっと一緒にいてくれるわけではなかった。
でも本当に困った時に泣きつけば嫌な顔をし、説教つきだけど助けてくれた。
情けないとは思うけど、女子の事で困った状況になる事が多かった俺は、しょっちゅう泣きついていた。
そんな俺らをクラスの奴らはのび〇とドラ〇もんなんてからかってたな。
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