狼と俺

18/18
前へ
/44ページ
次へ
迫る剣に切り裂かれる狼を見たくなくてぎゅっと目を閉じる。 「テペンスト!!!」 「ぐっ?!何だ!」 「うぁ!…がっ!あ、ぁ…」 いきなり何処からか声が聴こえ、強烈な風が辺りに吹き荒れ、俺は少し離れた木まで吹き飛び頭を木に打ちつけ意識が遠のいていく。 あぁ…。 俺死んだかも。 薄れゆく景色の中で眩い光に包まれ意識がきれた。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

314人が本棚に入れています
本棚に追加