少年と俺

2/6
前へ
/44ページ
次へ
*************** …なぁ!大輝! 何だようるせーな…。大声出すなよ。 携帯小説の主人公って凄いよな! 何でもできるし頼りになるし俺もこんなふうになりてぇな。 …お前ならなれるかもな。 マジか!んじゃ今のうちから鍛えておこうかな…。 バカか?本気にするなよ。 分かってるって!冗談だって…。現実になる訳ないけど想像ぐらいさせてよ! はいはい…。 …そうだ!俺が主人公なら大輝は脇役主人公が似合ってる!性格黒いから! …んじゃ脇役主人公になったらお前徹底的に蔑んでやるよ。 嘘ですごめんなさい。大輝に嫌われたらそれだけで死ぬ。 いや。今も嫌いだけど? ちょ!マジで!俺生きて行けない! ホモかよ。今すぐ死ね。 ホモ違う!大親友だけどloveとかあり得ない! うぜえな。冗談にそんなに反応すんなよ。めんどくせぇ。 …なぁ大輝? 何だよ急に真剣な顔しやがって…。 お前ならさ、俺が危険になったら助けてくれるよな? は?何言ってんだお前? いやぁ…。もし本当に俺に巻き込まれて異世界にってなっても恨まないでいてくれるかなって。親友のままでいてくれるよな? 妄想力激しすぎるだろ。 そうだな。 俺は… ***************
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

314人が本棚に入れています
本棚に追加