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目を開ければ森の中…
ではなく木の天井が見えた。
どうやらベットに寝ているようだ。
ベットから抜け出し部屋を見渡す。
だれかの部屋のようだが、見た事がない。
「俺…なんでここにいるんだ?」
征司と帰ってて、変な声が聴こえて…
だめだ。記憶がない…。
ガチャリ
「おっ?起きたか。大丈夫か?森の中でぶっ倒れてたけど怪我なかったようだったが。」
いきなり扉が開き、オッサンが入ってきた。
一瞬、その格好に時が止まり、内心焦るが平常心を保ち普通に受け答えする。
携帯小説の読みすぎだ。
そんなはずはない。
オッサンの格好がまるでハンターのような鎧で、
更に腰には剣のようなものが見えるがコスプレしてるだけさ。
「森の中?」
「あぁ。あのままじゃ危ないから俺の家まで運んだんだ。
なんだ?森の中にいた記憶がないのか?」
「あ、いえ。捜し物をしていて…
助かりました。ありがとうございます。」
「いいって事よ!」
とりあえずどういう所か、コスプレオッサンを信用していいのかわからないので嘘をついた。
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