秘密

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いろいろ考えるにあたり 秘密は足枷に近い でもなければならない 有機的に生きるには必要な ものかもしれない 無機的になればそれは 単なる参照データに過ぎないし 隠しファイルであっても 解読は可能 有機的になれば 様々な感情や思想、経験が 秘密の解読コードになる だけど隠匿するための 要素 プロテクトが堅固に なっていくのも事実 ただしその内側は 閉鎖的なものになり 理解されるわけの ないものとなる 秘密とはそんなものらしい 例えば端的に 「人を殺した」は 理解される要素が少ない ニュースであっても 人を殺す=犯罪 という ルールが確立されてるから それにより固定的に 人殺しは最低 なんて 概念が生まれた だから 秘密にしなきゃならない バレれば 蔑まれる 処刑される 恐怖による秘密の隠匿 ファイルのプロテクトである そう考えれば この世の中にはどれだけの ブラックボックスがあるのか もしかしたら 表層的な恐怖 人殺しや強盗などの犯罪 オカルトやミステリーよりも 秘密を隠すため こじ開けて知るため 行動をしてる方が 概念はなくとも 怖いかもしれない でもそれは生きるうえの プロセスだからと 怖がることもなにもない 当たり前の出来事らしく 情報リークを平気でする始末 だったりする世の中 鍵の捕り合いを続けてる 必死な人たち 表層的な出来事で起きる惨事と 裏側で起きる 秘密の鍵の捕り合い 果たしてどちらが 怖いのだろうか? まぁ…固定的な目には なにも映らないだろうけどね 目の前しか見えない 自分を含めての人間には 秘密の周りの恐怖など 知る由もないかもしれない
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