同性愛

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それからメールを続けているうちに1ヶ月が経ちました。 お互い心を開いて何気ない会話のメールを繰り返していたのです。 サキは自分が女だってことをメールしているうちに忘れてしまい、本当に男になった気分でまみと楽しくメールしていました。 でもサキにはちゃんと大事に思ってくれている彼氏がいたのです。 彼氏の前では女になり、まみの前では男になりという感じで一人で二役もしていたんです。 サキの気持ちが左右されだしたのはこの時からだったのです。 サキはまみとメールをしていくうちにまみのことが少しずつ気になりだし、まみはまみで、サキ(ケイタ)のことが気になってたみたいで、まみの方からサキに『実はケイタのこと好きになりようかもしれない』と言ってきたのです。
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