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そう言われたサキ(ケイタ)は戸惑うことなく俺も好きと言ってしまったのです。
それからメールするのが楽しくてしょうがなくなって毎日欠かさずメールをしていました。
でもサキには一つ大きな壁があったのです。
その壁は壊すことができない固い壁だったのです。
それはサキが女であることです。まみには男って言ってるけど本当は女の子。
サキにはそれが一番の問題でありずっと心にひっかかっていたのです。
まみにはケイタと言ってメールをしているんだから当然女だってことは今更ながら言えませんよね。
そんなことを考えながらサキはまみとメールをしてたのです。
メールをしていくたびにお互いの気持ちがどんどん膨らんでいき最終的には付き合うか付き合わないかと言う話しにまでなってしまったのです。
でもサキは断ってしまえばもうまみとは終わってしまうと思い断れなくなったのです。
サキはまみとはこのまま終わりたくなかったのです。
それはサキがまみのこと好きだったからです。
だからサキは断ることなく付き合ってしまったのです。
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