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マスターが戻って来る頃には、
キラはもう準備運動を終え、
期待した顔で待っていた。
マスター「キラw
相…変わらず、準備良いな♪」
キラ「はい♪楽しいですから!」
マスター「よろしいw
ならば、決闘だw」
…。
対峙するキラとマスター。
先に仕掛けるのはキラだ。
電光石火の速さで挑む。
SEEDは常に発現した状態だ。
いなしていた、
マスターの顔つきが不敵になる。
キラ「ヤァアアア!」
今までを越える速度の猛攻。
マスターが態勢を崩される!
キラ「今だ!」
更に追撃を重ねるキラ!
そして、
初めて一本を取れそうに成り、
それを、信じたキラ。
だが…、
その刹那、マスターから、
感じ取れる雰囲気が変わる!
マスター「ダッ!」
キラ「うわぁあああ!」
吹き飛ばされるキラ。
受け身は…、取れなかった…。
そのまま、
木にたたき付けられるキラ。
マスターは、慌てて駆け寄って来る。
マスター「スマン、大丈夫か!?」
見開いてた眼で、
マスターを、見上げるキラ。
キラ「…!マスター、…その眼は?」
マスター「…先ずは、
自分の心配をしろ。
…よし、どこも異常無いな?」
キラ「イテテ、
はい…、大丈夫です!」
立ち上がるキラ。
胸を撫で下ろすマスター。
もう、
先刻見せた眼は目に、
変わっていた…。
マスター「すまんな…。」
キラ「いえ、大丈夫です!」
マスター「なら、いいが…、」
キラ「マスター?最後のあれは…、
何ですか?」
マスター「バレタ…かw
あれは…、
バーサクModeってやつだ。」
キラ「バーサク…Mode…。」
考え込むキラ…。
眼が発現している…。
マスター「フム…、頃合いか。
ちょっとついて来い、キラ。」
そう言うと、
スタスタと歩いて行くマスター。
後を追うキラ。
マスターは歩きながら、言う。
マスター「キラ、
信じるんじゃあ無い、
予測しろ!」
キラ「信念も!ですか!?」
マスター「それは良い!
ただ、
盲信、過信はするもんじゃない!」
キラ「はい!」
…。
やがて、マスターの住家、
辺境の洞窟にたどり着く。
中に入っていく二人。
最深部に突き当たる所で、
マスターは言う。
マスター「開け、ゴマ!」
ずっこけるキラ。
隠された扉が開く…。
マスターとキラは更に奥へと進む…。
そこには…、
To Be コンティニュー?
キラ「これが、自由の風…!」
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