~第一話~「モチーフ」

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時刻は昼前といった所だろうか…、 青空の下、 武術の指南を受けるキラ。 老師(?)「やはり、筋が良いな…、 教えた事をすぐ吸収する…。」 キラ「老師…?いや…、」 マスター「マスターと呼んでくれないかw」 キラは不思議そうな顔をした。 マスター「そんな可愛い顔を、 するんじゃないw まあ、一応…、 道徳、道理は、極めたつもりだ…w」 尚も続く手ほどき…。 それを見ていたラクスは、 「これは…、空手なのですか? 八極拳…? いや、似てはいますが…。」 と、呟く。 …。 やがて、 マスター「さて、頃合いか…な?」 キラ「僕は!まだ行けます!」 マスター「分かってるさw さて!」 そう言うと、 マスターはローブを脱ぎ捨てた! マスター「行くぞ!?キラ! 本気の手合わせだ!」 キラ「はい!行きます!」 …。 幾度となく繰り返される攻防…、 しかし、キラが優る事は無かった…。 キラ「ふぅ…、ふぅうぅう…、」 マスター「フム…、 まあ、初めてにしては、 やり過ぎ…だな。」 キラ「もう一度お願いします!」 マスター「お前はw何時だって…、 そう…、だなw …なら!」 キラのSEEDが弾ける! 来た突きを左腕で受けながら、 恐ろしいスピードで右腕で突きを放つキラ。 そこで、 有り得ない事が起こった…、 キラ以上の速さで動くマスター。 そして、地面に転がされるキラ。 キラ「クソッ!」 素早く態勢を立て直すキラ! そして、 もう一度、行こうとして、 …立ち止まった。 キラ「…!」 ラクス「…SEED!」 目の前の独特な構えをしている男は、 眼が見開いていた。 キラ「あなたも…、 コーディネーターなのか?」 マスター「否!我はナチュラルなり!」 高らかに言う。 キラ&ラクスは戸惑う…、が、 一時の後、 ラクス「…そういう事ですのね。」 キラ「モチーフ…。」 そう解した…。 To Be コンティニュー? キラ「それ!でも!…僕は!」
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