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始まりは唐突過ぎて
西暦2045年に地球は宇宙統合国家に仲間入りしたそこから西暦ではなく宇宙開拓歴となった。
宇宙開拓歴(U.P)44年、突如現れたイプシロン帝国を名乗る軍勢と衝突、帝国の圧倒的な戦力差に地球の地表は焦土となり、消えた島もあった。
しかし、U.P46年に日本近海の海底遺跡よりアンノウンのロボットが現れ、帝国艦隊の半数を一日で消滅させ、帝国は撤退を余儀なくされた。
そして、そのロボットと海底遺跡の調査でそのロボットは無人、そしてそれの同型機が六機確認され、それらのロボットをアサルトドライブと命名した。
それから二年後には、アサルトドライブの量産が開始されたがアサルトドライブには未だにブラックボックスとなっているところが多かったのと、発見されたアサルトドライブは《搭乗者を選ぶ》という事から劣化したプロトタイプが現在の主流である。
なお、発見された七機はアサルトドライブ博物館のモニュメントとして展示されている。
U.P50年、地球政府はアサルトドライブパイロットの養成学校を二つ作った。
一つは他の惑星の人も入学可の紅月(こうげつ)高校、もう一つは地球人のみ可の蒼竜(せいりゅう)高校で、略称は紅(あか)と蒼(あお)である。この二つの学校は他にも整備と管制の学科がある。
しかし、アサルトドライブパイロットになるには適性が無いといけない。
アサルトドライブには適性があり下から順に、D、C、B、A、A+、S、S+、SS、となっている。
宇宙史地球編、P86より
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