始まりは唐突過ぎて

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「翔、お前、何でビームが来るのわかったんだ?」 「私も思ったわ。どうしたの?」 今は四人集合して待機しているが、武装は解除していない。 「ああ。何でだかわからないが急に頭が痛くなった、そしたら上から何か来る!ってわかって………光が落ちてくるのが《見えて》。それがビームだとわかったんだ」 そう、確かにそうだった。妙な感覚になって上を見ていないのに見えた気がして、ビームの落下地点に偶然俺らがいたから、マズイって思って回避するよう促したらだったな。 「見えた………?ニューなんちゃらみたいとは言わないが、それに似たようなものか?」 「多分な。あれに似た感触があったからな」 と言っていると、全回線に通信が入った。
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