絶望
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だんだん声が近くなってきた ラビは走った 声が悲鳴に変わったからだ 悲鳴の声がした部屋の窓から中を見ようとした 少年はみない方がよかったかもしれない そこにいたのは―――― -清らかなその体に 汚れた手がふれているのか 少年に力はなく 少女には思想を与えられず-
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