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「はぁ…」
「ふぅ…」
どうにか撮影を終わらせた俺たちは疲れ切っていた。
「モデルも大変だな…」
「給料いいから結構乗っちゃうんだけど今回のお姉さん達は最強だった」
そして、しばらく2人でお姉さんの話をしていると…
「お疲れクソガキども」
「ひぃっ!!」
正人様が来た。
「あ、お疲れ様です正人さん」
「おう」
え、なんでそんな仲良しなの風紀委員長?
正人様を見るだけで冷や汗が出る俺とは違って、風紀委員長はいたって普通だ。
ふぁっく。
心の中で罵倒をするとデジャブ。
正人様に足を踏まれた。
「―――っ!?」
「調子のんなよ隼人」
にこりと笑う正人様に全力で頷いた。
もうやだ…おにぃちゃんに会いたいよ。
俺は大好きなおにぃちゃんに会うために来たのになんで正人様に会わなければいけないんだと嘆いた。
あぁ…おにぃちゃんに会いたい。
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