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「あー。今日は部活ねェからこなくていいぞ変態製造機」
「あー、さいですか。捨てられ部長様」
「んだとゴラァ!?表に出やがれ!!」
「ああん?やんのかこの野郎」
「「ふぬぬぬぬぬっ」」
演劇部の部室の前でガッと両手をお互い掴み押し合う。
ぐぬぬっ…なかなか力が強いぞこの野郎。
押し合いにらみ合い罵倒し合っているといきなり首にロープがはまった。
「なんだ!?」
「ぐぇっ!?」
捨てられ部長の驚く声と俺の短い悲鳴。
「おっし!オッケイだ!いけストーカークソ会長!」
「了解!」
チリーン
「マッハだァあああああ!!」
「ぎゃァぁああああァああ!?」
安っぽいベルの音。
そして二つのタイヤ。
そう…これはまぎれもなく…
「なんでこの金持ち学校の廊下で自転車ぶっぱなしてんだこのバカどもぉおおおおお!!!」
そう、それは自転車だった。
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