夜な夜なのリンチ

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夜な夜なのリンチ

小学生活も高学年に成り、 新しい学校は、三クラスだけで、 直ぐに倍近く成るのだか、 周りが住宅ラッシュで都心から近いから、 いわゆる、ベッドタウンだ。 高学年にも成ると、学園では、先輩方の夜な夜なのリンチが恒例だった! 夜寝てると、中学生の先輩が、みぞおちに、パンチ、キックで起こされ、トイレ掃除をさせられたりした。 風呂は、週に三回入れる。当然先輩方の身体を洗い、やっと自分である。 因みに、俺が中学生に成った時には、そのような事はしなかったけど・・・ 一人、孝一、と言う先輩だけは異常に俺を虐めた! ①メートルノックは、①メートルの距離からバットでボールを打つ! 弁慶の泣き所が何時もアザだらけだった。 その、孝一は、卒園して、ノイローゼに成り自殺するが18歳で! 死んだ人を悪くは言いたく無いが、世間の辛さに負けたんだと俺は思う。 学校では、毎日が楽しく、何時も、クラスメート達に差し入れと称して、 チョコレート、お菓子、はてまては、ウイスキーとかも、持って越させていたりした。 酷い小学生である。 勉強時間に平気で、下半身を女子生徒に出させたり、出したり、 今思えば呆れて恥ずかしい行為である。 学園では、年に色々な行事も有るが、 1番嬉しいのは、親父の面会と、盆、正月の帰省だった。 それは、親父の姿を垣間見る事でも在った。 優しい、子煩悩の親父だったが・・・
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