‐裏の仕事‐

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次の日 いつも道理に事務所に行き部屋に入る。 が…あきらかにそれ(新しい人)っぽい奴が社長と話しをしている。 「おぉ!来たか貴明!早速だが紹介しよう助手の三上 智代ちゃんだ。よろしく頼むぞぉ」 いかにも優等生面した普通の女子高生だが礼儀正しくお辞儀をして。 「三上です。今日からよろしくお願いします」 しかめっ面で貴明は智代に問う。 「おめぇよぉ、何でこんなとろに仕事しに来たんだ?何をするか知ってんのか?」 恐る恐る顔を上げてで貴明の問いに答える智代。 あの…! いいだした所で碧が割ってはいる。 「智代ちゃんの兄が行方不明なんだそうだ。兄を探す為にウチに来たんだ」 「行方不明の兄を探すために?」 興味津々に聞き入る貴明。 元から闇仕事をしているので行方不明だとか死んだ生きてる何て話しには慣れているので逆に聞きたくてしょうがないのだ。 「兄の名は?」 「三上 草次郎です。知ってますか?」 う~んっと首を傾げても全然わからない。 「さぁさぁ。貴明!智代ちゃんと一緒に仕事してきなぁ!!とりあえず一昨日から続いてる殺人事件でも追ってくれ」 碧は一枚の写真を貴明に渡す。 「目標?ずいぶんと軟弱そうなガキだな」 智代が写真を覗き込んで… 「でもTVじゃまだ犯人はわからないって」 「だから表沙汰に出来ないようにウチが上手く捕まえるのよ。それが仕事だ」 貴明と智代は写真の男の足取りをつかむ為に町に出かける。
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