はじめの問題は

2/2
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
読者の皆さんもよく 「○○くん、○○ちゃんは塾にも行って勉強してるんだから、アンタも勉強しなさい。」 と親から口うるさく言われたと思う。 作者もその1人だ。 しかし私は、この言葉に憤りを感じていた。 昼間学校へ行き 退屈な授業を渋々受けているのに家に帰ってまで なぜ勉強をするのか。 家での学習として 宿題と言う有り難くない負の遺産を持ち帰っているのに 更にパンドラの箱を開けるような真似をしなければならないのか。 「子どもは勉強が仕事」 と親は訳のわからぬ言葉を並べたて 自分の理想を貫く エゴの押し売りである。 逆に私が 「○○くんも○○ちゃんも持ってるから買って」 と親にねだるも 「他所は他所」 と軽くあしらわれる。 実に使い勝手のよい言葉である。 結論 親は自分が小さい時に言われた言葉を子どもに言っているだけで、実際には中身も何もない言葉である。 なので子どもの頭もカラッポなのだ。 あれ? 何か涙出てきた。 それでは、まるで作者の事ではないか! 私は今からこの現象について研究しなければならない。 では読者の諸君 また会おう。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!