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「おい!!」
赤い髪の男は鬼のような形相をしながら怒鳴ってきた。
名前呼ばれてないし僕じゃないかも。
そうだ無視しよう。
「.....」
「お前やわ!!聞いてんのか?
クソヤロウ!!」
──ハイ。私はクソヤロウでございます。
......もうむりぃぃぃぃいい
心臓の音が開いてに聴こえるくらいにバクバクしていたがなんとか顔は冷静さを保っている。
「.........何?」
「入学式ん時うるさかったよな?
次調子に乗ったらしばくでな。」
はい。死の宣告入りましたー
すると直樹が会話に入ってきた。
「優ーーーー!!どうしたの??
....って赤髪君!友達になったのー?」
──おいおいおい駄目だって直樹!!
バカヤロウアホマヌケ!!
話がややこしくなるだろ!
優はこれ以上にないくらい直樹を恨んだ。
そして予想通り赤髪の感に触ったみたいだ。
「はぁ?誰に向かって口聞いてんやお前。しばくぞ?」
「名前知らないもん。」
......あららららー直樹状況分かってないのね...
「龍太や...
っててめーに関係ないやろ!」
「僕直樹!!」
直樹君。ここで自己紹介しちゃうのね。
あなたすごいよ、、
ほんとに、、
「決めたわ。じゃぁな」
龍太は笑って戻っていった。
──んん?なにを決めたんだ!?
まぁなんでもいいよな。
関わりたくないし。
「直樹。お前あいつ怖くねーの?」
「なんでー?」
「いや....いかついからさ」
「そうかなー?怖いの?」
「怖いかも」
優はお得意の苦笑いをした。
そして今日は担任の話しをして
学校が終わった。
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