三ッ林高校

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今、俺はやることがない‥‥。だから俺はさっきからずっと彼方からもらった珈琲をちびちび飲んでいる‥‥ それに気付いてか、彼方が話し掛けてきた、 彼「龍。さっきから思ってたんだが‥‥」 龍「何だよ」 彼「理事長室、行かないといけないんじゃなかった??」 龍「理事ちょ、ぅし‥‥あっ!!!!!」 わ、忘れてたっ!!早く行かなきゃ!迷惑かけてるんじゃ‥‥!!! 龍「行ってくるっ!」 彼「ちょうまっ‥て‥‥」 俺は彼方が何か言ってるような気がしたが、早く行かなきゃという気持ちが一心で止まれなかった。 彼「ったく」 由「夏崇君、可愛いですね」 彼「‥‥‥そうですね」 由「!!!////」 そう言った彼方の顔は、教師の中でもよく話す由里ですら見たことがないほど、綺麗て優しい笑顔だった。 本人は気付いてないが‥‥‥
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