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本棚に追加そんな三人をテーブルに残し、まだ座ったままの紅音の元へ駆け寄り、なにかのヒーローよろしく軽やかにジャンプする翡翠。
「みかく……とう!!…お待たせ!!紅ちゃん!!遅くなってごめんね」
紅音の手を握り、立ち上がらせながら謝る翡翠に、ちょっと苦笑しながらも紅音が口を開く。
「うん。お帰り翡翠くん。…ところで、何で蒼くんも一緒に連れてったの?」
うーん…と腕を組んで、考え込む碧色の瞳。
「何かさ、あの二人、にらめっこしてたでしょ?せっかく仲良しになれそうなのにさぁ。」
…一番、気が合いそうなのにね!?……なんて微笑む、碧の小鳥くん。
『翡翠は、案外周りを良く見て行動しているんだな』…と紅音はいたく関心していた。
そういえば、紅音が一番駄目になりそうだった時は、蒼麒や紫峰もまとめて助けてくれたのだ。
『これなら、本題の「生徒会加入」をしてもらっても能力的には申し分ない』…という、会長としての見解と、『ただ、彼に側にいて欲しい』という紅音個人の見解は、見事に一致していたから。
是が非でも、仲間になってもらいたい!!…と紅音は切に願うつもりだった。
…ただし、紅音は気付いていない。
翡翠の行動は、計算などは皆無であり、ただ本能の赴くままである……という事に。
『これが、天然の天然たる由縁です』
ここで和輝が側にいたら、全部紅音に説明が出来た所だが、あいにく彼はご多忙中だったため、その機会を逃してしまい…。
今後、何かと振り回されることになるのですが。
…それはまた、別のお話。
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