プロローグ ~日本政府の対応~

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1月25日 無人偵察機による第3次偵察により 大陸が発見された。 又、都市および農村と都市が数カ所発見された。 航空写真の分析により建物などからヨーロッパに近いということが予想された。 2月1日 国会は「日本異世界転移関連法」を提出し、2週間というスピード可決された。 その概要は ・異世界に転移後、少なくとも2年は国民が飢えないように食料品及びエネルギーの備蓄をする。 ・日本国内にいる外国人は11月までに日本に残るか母国へ帰るかを決める ・海外にいる日本人へは帰国を呼びかけると同時に最終決定は自己責任 ・海外の日本企業の工場を国内に戻す ・転移後も全方位同時外交を旨とし、平和的に外交を進める ・転移による不足の事態に対する陸、海、空の三自衛隊の行動の緩和化 等であった。 又、本来ならば廃艦予定のタンカーやコンテナ船を世界中から買い取り、物資を乗せて貯蔵する。といったことも行われた。 しかし1番助けになったのは世界中からの支援物資だった。 これによりなんとか9月には準備が整った。 11月に入りホールはヘリコプターでも到達できる4000mまで下がり、大きさは日本列島の2/3まで広がっていた。
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