オーダー1 小鳥の憂鬱。

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つい先日ベリーズカフェで働くことになった私、川口小鳥は今日も出勤した。 「おはようごさいまーす」 ――シーン 静まり返った店内をぐるりと見回し、溜め息をつく。 店内にあった椅子を引いて腰をかけた。 「はぁ‥‥そろそろかな」 ガタッと音をたてて、たちあがると、鈍い音をたてながらドアがあいた。 「あっ!小鳥ちゃん!早いねぇ?」
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