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とにかくだ・・・
自分に何か語りかけようとしているのは確かだ・・・
周りのには少々生徒が残っていたので燎治は小声で女子高生に問いかけた。
燎治「事故か?」
女子高生は静かにゆっくり首を横に振る。
燎治「自殺か?」
次に燎治はボリュームは小声のままでゆっくりとはっきり話した。
燎治「殺されたか?」
女子高生ははコクリと頷いた。
燎治は机に突っ伏した。
燎治「一番面倒くさい奴だな・・・」
事件が絡んだとなると警察やらが先に行方不明やら殺人事件で捜査していることが多い・・・
そうなると思い通りに行かなくなったりと色々と面倒が多くなる。
燎治「それで?俺に犯人を捕まえてほしいと?」
燎治はうつむいたまましゃべり女子高生の様子をうかがった。
女子高生は頷いた。
それには強い意志が感じとられたが、直ぐに「よし、わかった」と受けれるモノではなかった。
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