日常③

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「…で?どうしたの?」 「実はついさっきにね」 約3時間前 「遼!!」 「あっ憂哉!!いらっしゃーい」 憂哉は遼の部屋にあがり込むなりDVDをセットし電気を消し、ソファにどかりと座った。 となりに遼はこしを下ろした。 どうやら映画を見るらしく、彼はコンビニから飲み物などを買ってきていた。 元来、憂哉は恋愛映画見ないし言ってしまえばホラーも好きではない。 彼が好む映画は決まっている。 「…で何見るの?」 「決まってんだろ!!スプラッタだ!!」   今にいたる。 遼はテンションMAXの憂哉にドレないようにと命からがら出てきたらしい。   「気持ち悪かったよぅ…」 「あーはい、よしよし」 憂哉の場合、他人をまきこむので迷惑極まりない。 そこで  「ゴンゴンゴンゴン」 次は誰だろうか。 今日は眠れそうにない…。 綾仁は1人そうごちて、玄関に向かった。
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