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高橋君に離してもらって、チラッと京極を見てみた。
「……うわ」
背後からどす黒い何かが出てる。
何アイツ怖いな。
っていうか、
高橋君と京極って同室だよな。
……。
…この部屋の周りは重点的に見回ろう。
睨み合っている二人にバレないように、こっそりと脱出。
そしてダッシュ。
寮監室に帰った。
「高橋君には、今度菓子でも持ってくか。世話になったしな」
というか、逃げてスマン。高橋君。
だがな、これ以上、貞操の危機に晒されるわけにはいかないんだよ。
男のプライドとして。
「あー、寝るか」
濃い1日だったな。
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