いきなりだが、転校生がきた

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ギャーギャーと言い争っていると、 「あ、あの…神崎様」 なかなか終わらなさそうな電話に、痺れをきらしたのか話しかけてきた。 「ん?あぁ…わりいな。少し待ってろ。すぐに相手してやる」 口角を上げながらそう言うと、真っ赤になってベットに戻る。 『お前…また生徒に手ぇ出してんのか』 「あ?誘ってきたのは向こうだ。ヤり盛りなんだろ」 『ヤり盛りはお前だ。ったく、二十歳になっても…。相手なら俺がするって言ってるだろ?』 「嫌だ。だってお前、根っからのタチじゃん」 俺が受けになるとか有り得ねーし。 『ま、とりあえず。もうすぐ副会長が転入生を連れて行くと思うから』 「は?もうすぐかよ…。分かった、んじゃ切るぞ」 そう言って、相手の返事を待たずに切った。 ベットに行けば、 「っあ、ぁあ!」 自分でヤってる男の子。
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