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しばらくすると
「おい、お前浦島太郎だな」と怖めの男が二人程怖めの男を連れて来ていた。
「いかにも私が浦島太郎ですが?」
それを聞くと怖めの男が急に更に怖い顔をして
「お前のおじいさんとおばあさんが金返さずに出て行ったのだよ
この意味わかるよな?」と言った。
「金を払えと言うのですね
いくらですか?……」と不安げに聞く浦島太郎
「一千万だ」
「そ、そんなの払えるわけないでしょ」と浦島太郎が言った
「期限は一ヶ月だ
ちゃんと払えよ」とやくざは言って立ち去った。
「そんなの無理に決まってる」頭を抱えながら悩んでいた。
すると、お姫様からもらった箱を思い出した。
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