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「なんですか?僕はあの子供達を追わなければいけないのですが」 「そんなこと言わずに助けたお礼させて下さいよ(本当は、お前みたいなキモい奴を乗せたくはないんだがな……もっと可愛い子がよかったぜぇ)」内心思っていることとは違っていた。 だが、素直な浦島太郎はそんなことはつい知らず 「お礼は別にいいのですが」と言った。 しかし、亀は 「遠慮せずにお礼させて下さい(規則なんでね…)」と言った。 「じゃあ、わかりました」と言った (チッ…あと一回断ってくれれば仕方なさそうに帰ったのによぉ)と思いながら海の中に入って行った。 「僕の後ろに乗って下さい(はあぁ、めんどくせぇ)」亀は後ろに浦島太郎を乗せて海の中に入って行った。
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