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次の日
「おい…こいつ誰だよ。」
結城は孝に怪しげな男について聞いてみた。
「あぁ…こいつは情報屋のブレッドだ。」
「どうみても日本人なんだが…」
「そこはコードネームだろ。本名明かしてどうする?」
「…何か…ツッコむ気も起きねェ。」
「もういいぞブレッド…貴重な情報とブツをありがとう。」
「はい。」
ブレッドは去っていった。
「あとアルカリも来るからよろしく。」
「またコードネームかよ!しかもアルカリってダサッ!クオリティがますます落ちたよ。」
「黙れ…仕事が出来たら何でもいいのだよ。」
ーーー
「やぁ…」
アルカリが現れた。
「で…でかい。」
「まぁ高校生だからね。」
アルカリの代わりに孝が答えた。
「マジかよ!お前何者だ。」
「戯言はいいからさっさといくぞ。」
孝は質問を華麗にスルー
「はい孝さん…」
アルカリは孝を慕っているようだった。
「俺の質問に応えろよ。」
結城の小声は虚しくも無視された。
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