初めての最上階

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振り向いてみると人影はなく、 ぶつかってきた本人であろう人が 和希に抱きついていた。 ?「かっずくぅーん♪ 待ってたよお☆」 ギャルメイクと言うのだろうか。 明るい髪に、パッチリとした目。 あまり恭にとって 良い印象ではなかった。 そして和希が言った。 和希「紹介しますね! この方は北川彩菜(キタガワアヤナ)さん。 VIPルームの会員の人だよ。」 恭「初めまして。 今日からこの階の担当になります。 柴崎恭と申します。」 恭は彩菜に挨拶した。 彩菜「‥‥‥‥。 かずくーん! 彩菜~席で待ってるから 早くきてねえ~?」 恭の挨拶には目もくれす、 上目遣いで和希を見つめる。 和希「ハイ。 只今向かいますので 席で待ってて下さい。」 にこっとする和希に彩菜は うんっ♪と頷き、 席へ戻っていった。 恭(‥‥‥シカト‥‥された?)
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