初めての最上階

3/8
前へ
/31ページ
次へ
和希と呼ばれた男の人が こちらへ近づいてきた。 和希「何ですか?オーナー!」 笑顔で近づいてくる彼の顔立ちは とても綺麗で いかにも美男子と言う感じだった。 恭(日本にもこんな人いるんだ。) そんな事を思っていると オーナーが話し出した。 オーナー「こいつ、今日からこの階の担当になる 柴崎恭だ! 色々と教えてやってくれ」 恭「柴崎恭です。 宜しくお願いします。」 私は静かに挨拶した。 和希「俺は遠藤和希! 最上階担当してます! 宜しくね!!」 にこっと笑う彼の表情は 愛想がよく、 だけどそれは表面だけではなく 内側から溢れだすものが見えた。 その笑顔は どことなくなつかしく、 恭は思わず 見とれてしまった。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加